貯留施設に貯められた雨水を組み上げる、ポンプを取り付ける為の足場を、地下に組み立てました。
地下25mまで荷降ろしをするのにクローラークレーンを利用しました。基本的にクレーンは、地上にあるものを上層へ運ぶことが多く、地下へ降ろす時に使用するということが少ない為、珍しい機会でした。地上の足場部材を降ろす穴が直径2m程度で、長物部材を横向き(地面と平行)に吊るすことができない為、縦向き(地面と垂直)に吊りこむなど工夫をして運びました。
施工時期は初夏の頃で、地上では汗を大量にかくくらい暑かったですが、地下での作業は寒いと感じてしまうほど、地上との気温差が大きかったことが印象的でした。